食を営む力の基礎を養うこと ~「食育」への取り組み~
食を営む力の基礎を養うこと
平成17年 「食育基本法」が制定され、ここ数年「食育」という言葉を よく聞くようになりました。
当・月出保育園でも「子どもの食事」につい て考え、朝食の大切さ 間食の意味 素材の持ち味を大切にした調理 行 事食や全国の郷土料理 食農教育(野菜栽培等) 媒体を使った食教育 食事 に関する基本的マナー そして感謝する心等、食から学べる全てのことを「食育」と呼び、園長先生を始め、栄養士、保育士が、話し合い協力し合って子ども達の為に取り組んでいます。
特に今、力を入れているのは全国の郷土料理です。郷土料理は地方の特産品を用いたり、地方独特の地理的条件歴史的条件から生まれたもの、気候風土に適した食材や調味料、調理方法があります。また、祖母から母へ 母から子へと伝えられてきた心の味です。郷土料理を取り入れることにより、その地方の食材、親子代々受け継がれたやさしい味や自分達の知らない食材、まだ出合ったことのない料理がまだまだあることを認識し、もっといろいろな食材に触れ、数多くの料理を知り、食への関心が深まればと思っています。また、日本地図を使って、県の名前や場所、県の特徴を話し合ったり、食育かるたを使って地場でとれる食材や収穫時期等を確認したりと、郷土料理を通して食育だけでなく知育へと結びつけていければと考えています。
当園では、年齢にあった食育を推進し、食べることの意味、食事の大切さを常に考え、食事の提供のみならず、0歳からの「食育」がスムーズに生活の中に入っていける環境づくりを心がけ、子ども達に、いろいろな食材に触れ食べた記憶、美味しい記憶、楽しく食べた記憶等を残してあげることが出来たらと思っています
食事について
郷土料理
・ちゃんちゃん焼き(北海道) ・鬼まんじゅう(愛知) ・ソーキそば(沖縄) ・ほうとう(山梨)
・鶏飯(奄美大島) ・ちんすこう(沖縄) ・ずんだもち(宮城) ・味噌カツ(愛知) ・団子汁(熊本)
・チキン南蛮(宮崎) ・卯の花(福井) ・豚丼(北海道) ・かるかん(鹿児島) ・鶏天(大分) 等
(熊本県で手に入らない材料は、他県から送っていただきました。沖縄そば)
いろいろな食材に触れることができましたが、初めて口にするものは抵抗があった様です。
子ども達は、まだ食べたことのない食材や料理があることを知り、食事中に話が弾み、興味を持ってくれました。特に名前の由来を「どうして鬼まんじゅうって言うんですか?」とかわいい声で聞きに来ました。(鬼まんじゅう ちゃんちゃん焼き等)
日本地図で場所や気候風土を確認し、地場で取れる野菜を食育かるたで覚えることができました。思ったより場所をわかってました。

![]()
間食について
幼児は3回食では必要な栄養量が摂取できない為、不足を補うことを目的として間食が必要となります。つまり、間食は、食事の一部であり、栄養摂取の面からも気分転換になるなどの精神面からも重要なものです。

当園ではできるだけ、手作りのおやつを心がけています。
子ども達は食事が済むと、「今日のおやつな~に?」と聞いてきます。子ども達は食べることが大好きなのです。 また、自分達で作るおやつは特別なものでしょう。小麦粉や砂糖を手に取り、「重い」「軽い」等の声をあげクッキーの形を思い思いに作りあげていきました。『おいしくな~れと願いをこめて』
行事食・お誕生会等
毎月、お誕生会の日は変わりご飯を作りお子様ランチ風に盛り付けます。
月目標では、例として6月はカミカミメニューを加え、大豆、蓮根等を使ったしっかり噛んで食べるメニューが加わります。 (未満児は、刻んだり、代替食品を使ったりします)
日本・伝統的な食事
ひじき 切干大根等の乾物 豆類 煮物等の和食の食事も多く取り入れ、家庭では余り食べなくなった食材を使い和食を見直していけたらと思います
見た目で嫌がる子もいますが食べてみると「おいしい」と食べてくれます。お友達の 「頑張れー」の声援で食べるのかもしれません。
食育について
当園では時々、栄養士がクラスを訪問して食材や料理のできるまで、野菜の名前や収穫時期 食事のマナー等、子ども達が理解しやすいように、食に関する絵本や食育カルタ等の媒体を使って話をします。
また、朝ごはんの話の後、「早ね・早おき・朝ごはんシート」を 活用して、「早ね・早おき・朝ごはん」ができたら色塗りをするという参加型の食育も行っています。
子ども達は楽しく色塗りをして「先生、今日ご飯食べてきた」「先生何食べた」 等、声をかけてくるようになったり、お友達と、「早ね・早おき・朝ごはん」について会話をしたりと、意識を持ってくれる様になりました。
食育については、まだまだ課題が多く、今後、無農薬野菜の取り入れ、野菜栽培、子どものバランスガイドの作成を検討しています。
栄養管理
子ども達の身長・体重を把握し、やせ、肥満などを知り、その結果にあった栄養目標量を 算出して、栄養管理を行っています。
その他
体調不良・食物アレルギー等、状態に合わせた食事で対応していきます。
また、保護者に対しまして、食事等についての不安へのアドバイス、家庭で食育を行う時の情報提供により、保護者の方を支援すると共に協力し、子ども達の為に頑張っていきたいと思います。
